茅ヶ崎市 人工透析 血液透析濾過 夜間透析 臨時透析 食事療法 「茅ヶ崎セントラルクリニック」

クリニック通信

平成29年4月1日

 春光りうららかな季節を迎え、桜の便りが相次いで届くようになりました。1月、2月と平年より気温が高い為、東日本では早い時期の開花が予想されていますが、3月に寒さが戻り、朝晩と冷え込む為、開花しても満開まで時間が掛かり、桜を長く楽しむことが出来そうです。

 さて前年度、暗いニュースが多い中、東北大学の研究室が多様な細胞に変化する能力を持つ多能性幹細胞【MUSE細胞】を発見したという明るい希望を見出せる報道がありました。人工的に造り出すのではなく、生体内に自然に存在する細胞であり、ESやiPSと違い、細胞に分化誘導する必要がない事、腫瘍化の危険因子を有する未分化の細胞の除去の必要がない事が特長です。脳梗塞を起こし、歩けなくなったラットにこの細胞を注入後、普通に歩けている姿がテレビで放映された時は大変驚きました。MUSE細胞の持つ、様々なタイプの細胞に分化し、自己複製する能力が、切れた神経細胞を再生したからと考えられています。医術で病気を治す「医療」。未病の取り組みが無病に繋がればと切に願います

 さて、当法人は設立から29回目の新年度を迎えます。患者さん、従業員はじめ、クリニックに関わっていただいている全ての皆様のおかげで今年も無事、新年度を迎えることが出来ました。私、院長の阿部と吉田副院長を中心とした組織体制を盤石なものにし、地域医療の一層の発展に貢献していく所存でおります。また社会保障費削減等医療を取り巻く環境は年々厳しさを増しておりますが、職員・患者満足度向上に向け、様々な取り組みを行ってまいります。今年度はオンラインHDFを導入し、透析治療の幅をもたすだけでなく、電子カルテを導入し、情報共有の簡素化と業務の効率化を推し量り、医療の質の向上に努めてまいります。何卒弊院の趣旨をご理解いただき、倍旧のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

「患者様第一」を心がけ、質の高い医療を提供すべく、診療に遺漏無きよう努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。

医療法人社団 茅ヶ崎セントラルクリニック
院長 阿部 重一

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